CASE STUDY 導入事例

導入事例

Trailhead総バッジ獲得数8,602個、レンジャー50名を抱えるSalesforce技術者集団を支えるリアルタイム経営

株式会社Sharing Innovations

POINT

  1. 初めてのイベント出展を前に、獲得した名刺の取扱方法を考え始めた
  2. 名刺交換後、20〜30分でメール配信

ITエンジニアの教育・育成で日本の発展と生産性向上を牽引する」とのビジョンを着実に実現し、2016年には東証マザーズ、2018年には東証一部上場を果たした株式会社Orchestra Holdingsのグループ会社である株式会社Sharing Innovations

2018年には、ホールディングスをあげてSalesforceプラットフォームに強いエンジニアの育成に注力することを決定し、1年あまりでTrailhead Ranger40名、累積バッジ数8,600個、1人で500以上のバッジを保持する強者をも育てた驚異の技術者集団である。

「自分たちで使い込み、良いと思ったプロダクトだけをお客様に提案しています」と切り出したのは山下氏。もともと、コンテンツマーケティングやSEOなどのデジタルマーケティングに関わるコンサルティングやサイト制作などに携わる中でSalesforceプラットフォームには慣れ親しんでいたという。

右からアカウントマネージャー 山下 祐介氏、クラウドインテグレーション事業部 河津 康大氏、加子 翔之氏

SalesCloudはもちろん、herokuやdatoramaB2B向けのPardotB2C向けのMarketing Cloudなどを活用していました。例えば、弊社がサービス提供している占いアプリ『ウラーラ』のマーケティング施策にはMarketing Cloudをフル活用していますし、datoramaSalesforceに買収される前から、公式認定パートナーとして多くのお客様に提案して来ています」と続ける山下氏。

Trailhead Ranger50名以外にも、Salesforce認定アドミンは36名、Pardotスペシャリスト40名、Salesforce認定上級デベロッパー2名、Marketing Cloud認定コンサルタント1名と、錚々たるSalesforce資格保持者が在籍している理由は、やはりまずは自分たちで使い込むという、本気の自社活用がポイントであると言えそうだ。

初めてのイベント出展を前に、獲得した名刺の取扱方法を考え始めた

そんな技術者集団であるSharing Innovationsが、初めてイベント出展を企画した際に、名刺管理の問題が顕在化した。「社員のほとんどが技術者で、営業メンバーは5人。これまで組織的に名刺管理を行っておらず、イベントで頂いた名刺を正しく活かすにはどうしたらよいのか、初めて真剣に議論しました」と話すのは河津氏。Pardotを活用して、獲得した名刺情報に対して自動メールを配信していきたいと考えていたとのことだが、その際「6割〜7割の精度で構わないので、すぐにメールを送信したいと考えていました。オペレータによる補完サービスを組み合わせることで精度が高まることは理解していましたが、その分、メールを送信するタイミングが全体的に遅くなります。

まずはスピードを重視し、上手くスキャンできなかった場合は後から修正して再送することもできる、その使い分けができるサービスが適していると考えました」と続ける河津氏。

 

まずは社内で相談したところ、上司がSalesforce.comの日本法人出身で、名刺取込からSalesforceを介してマーケティングオートメーションに連携するツールとしての『PhoneAppli for Salesforce』の実績を高く評価していた。早速問合せを行い、実際にデモを見て、必要な要件を満たしていると判断、すぐに導入を決めた

名刺交換後、20〜30分でメール配信

「スキャナで読み取らせると、2030分後にはメールが送信されており、驚きました」とイベントを振り返る加子氏。イベントではスキャナを持ち込んで「PACA for Salesforce」による名刺データ取込を行ったとのことだ。


「シンプルな使い方で、特に不満は無いのですが、リードタグの選択方法がもう少し使いやすくなると良いと思います」と、より良いユーザインタフェースにするための前向きのコメントも頂くことができた。

今後、Salesforceに強いエンジニアだけでなく営業メンバーも増えて、ますますビジネスの成長が見込まれるSharing Innovations。エンジニアの得意技や経験を探しやすくする「KnowWho検索」機能や、外出の多い社員に便利な「着信表示」機能など、社内のコミュニケーションツールとしての機能も豊富なPhoneAppli for Salesforceの活用も進めていくことで、社員全員がスピード感を持った働き方を進めることができるようになるはずだ。


Trailhead:ゲーミフィケーション要素によってSalesforceを楽しく学ぶため、Salesforce社がグローバルで展開している新しいオンライントレーニングサービス

SEOSearch Engine Optimization):検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させるマーケティング施策

株式会社Sharing Innovations
会社名
株式会社Sharing Innovations
住所
東京都渋谷区恵比寿南一丁目15番1号
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